ふたたび・・のさりのこと
天草の人は、ごく自然に「のさり」という言葉を使われます。
きょうお見えになったKさんは60代。
一度定年退職なさった後もフルタイムでお仕事をなさっている見事なキャリアウーマン
ご自身も40代のころから膠原病を患い辛い経験をなさり今も通院しながら治療を続けていらっしゃいます
そして、お嬢さん(30代)が繊維筋痛症というご病気で入院中とのこと。
Kさんがあまりにも明るくお元気そうに見えたのでおききすると
「私に全部のさったこと・・。治療費がかさむ娘の病気も、こうして私が仕事をしているからできることよ。全部がのさりたい・・」とさらっとおっしゃった。
人それぞれに「のさり」があると考えます。
あなたの「のさり」わたしの「のさり」
今生賜った「のさり」は
それぞれの人生の問題集ともいえるかもしれませんね。と締めくくっていただきました。