職業体験・支援学校から・・・

今週から2週間、天草支援学校高等部1年生のAちゃんが職場体験にきています。

5年ほど前から支援学校の生徒さんの職場体験を受け入れています。

Aちゃんは、事情があって支援学校の近くの学園に住んでいます。

私たちは事前にAちゃんのために仕事を準備していました。お客様への粗品にラベルを貼る仕事です。

1000個のラベル貼りです。ゆっくりでいいから丁寧に綺麗に貼ることを告げ、私はお客様。

他のスタッフもその仕事をわざと手伝うことはしませんでした。

半分の500個を貼り終えたところで、見にいくと「この3個は中身が入っていませんでした。」と報告してくれました。

50個づつ箱に入っているので最後の箱だけに3個もあったのか聞くと、「いいえ、最後の箱に1個、あとは、これとこれに1個づつありました」と言って不良品の箱

を別にしていてキチンと説明してくれました。

これにより、業者さんに連絡して不良品を交換していただくことができました。

Aちゃんの仕事ぶりをみていると、手先が器用できちんと処理できることがわかりました。

2日目の昨日は、例のごとくウイッグを使ったワインデイングの体験です。1階のサロンで指導していた店長のH君が「先生、見に来てください!!すごい集中力

ですよ。多分今入っていっても気がつかないと思いますよ。それに、ちょっと教えただけで上手に巻くんです。びっくりしました・・」と言ってきました。

私はそのとき行けなかったのですが、見に行ったスタッフもびっくりして帰ってきました。

ほんのいっときの職場体験ですが、将来の何かのお役に立てれば・・と思います。

Aちゃんの未来に幸多かれ・・と願わずにはいられません。